【小5算数の宿題】「仮の平均」を使って平均を求める方法
小5長男の算数の宿題で、平均の問題が出ていた。基本、宿題の丸つけは夫がやってくれているのだが、夫が「これ、答え間違ってるし、どうしてこんな式になるの?」というので見てみると、前日にわたしも同じところに疑問を持ったところだった。
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長男が選んだNo. 1教材は「たったこれだけプリント」だった
先日、あまり授業の話をしてくれない長男が、めずらしく自分からその日の授業について話してくれた。社会の授業の最後に、「太平洋ベルト地帯の代表的な工業地帯を言える人〜?」と聞かれ、全部答えられたのが自分だけだったという話だった。
わたし「へえ!すごいね!授業をよく聞いて覚えてたのがあなただけだったんだね」
長男「ううん、まだ授業でやってないところ。たったこれだけプリントで何度もやっていたから覚えてた」
わたし「へえ〜!そうなんだ。たったこれだけプリントやっててよかったね!」
長男「結構役に立つことが多いよ。たったこれだけプリントが一番役に立ってる」
わたし「あなたのNo. 1はたったこれだけプリントなんだ?」
長男「そう。わりとダントツかも」
長男の話によると、授業で役立ったのはこのときが初めてではないそうだ。子供たちは、夏休み以降、たったこれだけプリントを何度も何度も繰り返し取り組んできた。わたしは長男の話を聞いて、その成果がじわじわと出てきているのかもしれないと思った。
たったこれだけプリントとは?
たったこれだけプリントは、陰山英男先生が手がけられた教材のひとつ。各学年ごとに1冊ずつのラインナップだ。それぞれの表紙を見てもらうと分かると思うけれど、
「3年生で勉強することたった80ページだけでいいんですか?」
「5年生で勉強することたった96ページだけでいいんですか?」
「いいんです!」
とセンセーショナルなことが書いてある。実物をみると、たったこれだけプリントは教科書よりもずっと薄い。4教科の勉強が「本当にたったこれだけでいいの?」と思わず言いたくなるような薄さ!
表紙を開くと左側には目次、右側にはたったこれだけプリントの特徴と使い方がまとめてあり、さらにその学年の学習ポイントを教科別にまとめたページへと続く。この教科別の学習ポイントっていうのがすごくいい。その学年でポイントとなる単元がわかるし、どんなところでつまずきやすいかという指標にもなる。
中身はこんな感じ。
ほとんどの教科*1は、見開きで1単元という構成になっていて、左側が解説ページ、右側が練習問題ページとなっている。解説ページを音読して、内容を覚えていれば、右側の練習問題は必ず解けるようになっている。
実際の雰囲気は特集サイトでもみることができる。ちなみに、そこで紹介されているのは右側の練習問題の方。
▽小3向けのたったこれだけプリント特集サイト(他の学年ももちろんあります)
集中力を育てるトレーニング
かねがね私は「努力と根性で勉強しても、うまくいくはずがない。むしろ『たったこれだけ』と課題を的確に絞り、少ない努力で最大の成果を達成させることが、子どもを勉強好きにする最良の方法である」と言ってきました。勉強とは集中力を育むトレーニングです。その教育理論を具体化したのが「たったこれだけプリント」です。
次男は「自分ができることをどんどんやりたい」という思いが強い。逆にわからない問題が出てくると途端に機嫌が悪くなり、一気にやる気がうせてしまう。そういうときは「怒らないでよく考えてごらん」と声をかけたりもしたけれど、全く効果がなく、ダラダラと時間だけが過ぎていくことが多かった。
あるとき、イライラしているわたしを見かねて夫が助け舟を出してくれたことがあった。
夫「何がわからない?」
次男「やり方がわからない」
夫「この問題のやり方がわからないってことか」
次男「そう、だからやり方を教えてほしい」
これはね、と夫がやり方を教えると、次男はパッと顔を輝かせて、夢中になって問題に取り組むようになった。正直、そのときはいとも簡単に解決させた夫にジェラシーを感じて、素直に「すごいね!」と言えなかったけれど、今なら言える。夫のやり方はすばらしかった。
「もう一つ大きな間違いがあります。子どもが分からない問題にぶつかったときに、『すぐに答えを教えると自分で考えない子どもになる』という誤解です。誰が、全く解き方の分からない問題を前にしてやる気になりますか? こまごまと解説やヒントを与えられるよりも、子どもは思うものです。『やり方を教えて』と。教えてしまっていいんです。小学生の学習では、基本で特につまずきやすいところは決まっています。分からない土台の上に、いくら学習を積み上げていっても効果はありません。大人は難しい問題が解けると『よく頑張ったね』と褒めますが、次に似たような問題が出てきてもその状況では解けません。解き方を教わって問題を解き、また次に同じ問題を解く。3回も繰り返せばさっと解けるようになります。こうして『さっと解ける』ようになって、初めて『できるようになった』と言うのです」
わたしはどちらかというと「自分で努力して苦しい思いをして答えを手に入れる」のがいい勉強だと思っていた。でも、夫は「やり方が分かればできるんだったら、やり方を教えてあげたらいい。それで答えがわかるならそれでいい。できるようになることが大事」という考えだった。まさに陰山先生と同じ!
やり方がわかる→おれはできる→できるから楽しい、という状態になると、次男は張り切って集中しはじめる。何も言わなくても「何分でできた!」と言いにくるし、「もっとやる!」と言ってどんどん取り組む。
たったこれだけプリントの1単元は、集中すれば10分くらいで終わってしまう。あまりにもさっさと終わると、「たったこれだけでいいんだろうか」という気持ちにもなるけれど、集中して取り組めた結果と捉えれば、これで十分なんだなと思う。
予習・復習にぴったり
たったこれだけプリントのいいところはもっとある。特にいいなと思うのは、1年分の予習・復習ができるところだ。
実は以前から使っている陰山先生の教材がある。
陰山メソッド 徹底反復「計算プリント」: 小学校1~6年 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: ムック
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陰山メソッド「徹底反復 算数プリント」小学校1~6年 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/10/29
- メディア: ムック
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陰山メソッド「徹底反復 漢字プリント」小学校1~6年 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: ムック
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実際にもっているのはもっと古い。このほかにも、社会や理科のプリントがある。これら「徹底反復シリーズ」の特徴は、6年間で学ぶ漢字や算数、計算などの重要ポイントが1冊にまとめられているということ。ただ、徹底反復シリーズのコンセプトや内容はよかったものの、各学年の各単元を探し出すのが面倒というようなデメリットもあって、少々使いづらいなと思っていた。
その使いづらさを解消してくれたのが、たったこれだけプリントだった。たったこれだけプリントは、その徹底反復シリーズをもとに、各学年で習う内容に再構成されたものだ。 1年間で習う各単元の重要ポイントがまとめられているので、予習復習もしやすいし、授業にも役立っている様子。例えば予習に使った場合、先生の話をポイントをおさえながら聞くことができて、授業が楽しく感じるらしい。特に、長男は「知っていることが授業で出てくるとうれしい!」んだそう。長男にとって、たったこれだけプリントは予習の楽しさを教えてくれた1冊のようだ。
まとめ
実は、以前こんな記事を書いた。
このときは、こんな風に考えていたけれど、今はちょっと違う。例えばこのときに、子供たちが簡単にできる内容のプリントだけおいておけば、彼らはズルをせずに取り組んだはず。「たったこれだけプリント」なら、1単元と決めればよかったのだと思う。あくまでも短時間で集中して終わらせることができるようなものや量にして、あとは自由に本を読んだり、テレビを見たり、好きに過ごしていいと言えばよかったのだと思う。
それに、学校で習っていないことに取り組むときには、すぐに質問できる人がそばにいた方がよかったのだ。わからないときに、わからないことがすぐに解決しないことほど、子供のやる気を削ぐものはないから。
「たったこれだけプリント」が合わなかったのではなく、わたしのやり方が間違っていた。長男にとってのNo. 1教材が「たったこれだけプリント」だったということが、何よりの証拠だ。
今回この記事を書くにあたって、もう一度じっくり「たったこれだけプリント」を読んでみて感じたことがある。それは、陰山先生のメッセージを受け取るわたしがずいぶん変わったんだなということだ。努力しない方を選ぶのは勇気がいる。頭では分かっていても、たくさん努力した方が立派にみえる。でも、努力は工夫次第で少なくできるし、少ない努力で大きな効果が得られることもあると思えるようになった。
血のにじむような努力をしてきた自分の経験だけがすべてではない。頭のかたいわたしがそう思えるようになったのも、大きな成長だなと思う。
陰山メソッド「1年生の国語・算数 たったこれだけプリント」 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/13
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陰山メソッド「2年生の国語・算数 たったこれだけプリント」 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/13
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陰山メソッド「3年生の国社算理 たったこれだけプリント」 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/13
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陰山メソッド「4年生の国社算理 たったこれだけプリント」 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/13
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陰山メソッド「5年生の国社算理 たったこれだけプリント」 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/13
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陰山メソッド「6年生の国社算理 たったこれだけプリント」 (コミュニケーションMOOK)
- 作者: 陰山英男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/13
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ということで、今日はこのへんでおしまい。
*1:国語だけちょっと違う
「自分をまもる本」をそっと本棚に並べておく理由
先日こんな出来事があった。
後日談を少しだけ。長男を2週間にわたってしつこく中傷していたRくん。先生の話によると、実はもうそろそろ潮時かなと思っていたそうだ。長男の、泣くでもなく、怒るでもなく、「違うよ」とだけいい続ける姿勢をみて、後ろめたさを感じはじめたところだった、と。それが本当かどうかわたしにはわからないことだけれど、Rくんにとって長男の態度が印象的だったということだけは確かだ。
それにしても。わたしだったら文句のひとつでも言ってやりたいと思うところなのに、「わかってくれたならそれでいいよ」とさらりと許す懐の深さにも、ただただ驚くばかりだ。ぜひ、弟にもその懐の深さで接してほしいなぁと思うけれど、それはまた別問題らしい。なるほどね。
わたしは、これまで何かあるたびに本を読んで気持ちを整理してきた。本に助けられてきた。だから、本の力を信じている。
何かを知りたいとき、学びたいとき、わたしはその本の中で、自分の知らない世界をみる。悩んでいるとき、不安なとき、わたしはその本の中に、自分が求めている言葉を探す。わたしはそうやって本とつきあってきたけれど、子どもたちにそれを押しつける気持ちはさらさらない。子どもたちは、子どもたちのやり方でやっていけばいい。
それでも。わたしはおせっかいな母だから、また今日も1冊、本棚にそっと本を並べる。いつか子どもたちが悩んだとき、迷ったときのために。子どもたちを助けてくれますように、と願いつつ。
ま、手に取るかどうかなんてわかんないけどね。
この「自分をまもる本」は、簡潔にいうといじめ問題について書かれた本だ。章の構成は以下のとおり。これを見れば、どんなことが書いてあるのかだいたい想像はつくと思う。
- いじめってなに?
- 自分と友だちになろう
- 元気になるレッスン
- 自分をまもるかしこい方法
この本のすばらしいところは、たくさんの例をもとに、子どもにも分かりやすい言葉で「こういうときはこうすることもできるよ」「こう考えてみたらどうかな?」と書かれているところだと思う。そしてそれらが行き着く先は、すべて「自分を大切にしよう」ということ。このことを、こんなに分かりやすく伝えている本を、わたしはこれまで読んだことがない。
そして、いいなと思うのが「元気になるレッスン」だ。自分を大切にしよう、自分と友だちになろう、というけれど、一体どうすればできる?その言葉が指し示すものが、なにかいい感じのするものということはわかっても、実際にどうすればいいかわからなければ、なかなか一歩が踏み出せないものだ。
「元気になるレッスン」では、自分の好きなところをリストアップしたり、体にいいことをしてみたり、誰かにすてきなことを言われたら書きとめて大事にしまっておいたり、というような、自分と友だちになるための具体的なノウハウが紹介されている。しかもイラストがすごくかわいい!ここに書かれているのはすべて、簡単にできること、日常の会話の中にとりいれやすいことばかり。いつでも、誰にでもできる、いいレッスンだと思う。
最終章である「自分をまもるかしこい方法」は、子どもたちはもちろんだけど親であるわたしたちこそ読んでおきたい内容だ。なぜなら、わたしたちはその方法を知ってはじめて、子どもたちを助けることができるはずだから。
おわりに
前回の記事をまとめてみて、あらためて感じていることがある。
長男のこのことに対する態度は立派だった。心からそう思っている。だけど、彼の心の中まではわたしには見えない。本当はとてもとても傷ついていたけれど、せいいっぱい強がって「大丈夫」と我慢したのかもしれない。わたしが気づかなかっただけで、夜も眠れないほど悩んでいたかもしれない。そうじゃないかもしれないし、そうかもしれない。それは長男にしかわからないことだし、もしかしたら本人もよくわかっていないことかもしれない。確かなことは、その心の痛みはすべて、彼のものだということだ。
そう思ったとき、頭に浮かんだのがこの本だった。そろそろこの本を本棚に並べるときがきたんだな、と思った。
最後に。この本の巻末には、困ったとき・相談したいときに利用できる相談窓口がリストアップされている。相談する際に役立つ情報が細かく書いてあるすばらしいリストだ。
ということで、今日はこのへんでおしまい。
【追記】
そんな長男の現在の愛読書は、玉ちゃんのこれ。
すじたろうだよって何回教えても、「玉袋きんたろう!」って笑ってる。いろいろ読んで、大きくなーれ!
絵本で振り返る4年間〜子どもたちに読み聞かせてきた絵本50冊〜
わたしは本全般が好きではあるけれど、やっぱり絵本と児童書ほど好きなものはないかもしれないなぁと最近感じ始めている。とはいえ、ただ好きというだけなので、わたしに言えるのは、自分なりの感想とか、子どもの反応くらい。たいしたことは書けない、とはじめに断っておいたうえで…。
はてなブログが今年で4周年とのこと。4年前といえば、長男が小1、次男は年中。仕事を始めた年でもある。この4年も、つねになんらかの形で絵本がそばにあった。子どもたちが成長するにつれ、読む絵本の数や時間は減っているかもしれない。でも、時々本棚の前に座って静かに絵本を広げている我が子をみると、やっぱりまだまだ絵本は必要だなと感じる。
今回は、いわせんさんの記事への私信もかねて、わたしが自分の子どもたちや、子どもたちのクラスの子どもたちに読み聞かせてきた絵本で、4年間を振り返ってみようと思う。1年をそれぞれ5冊ずつ、そしてその5冊に入りきれなかった本をあわせた50冊のリストになるので、苦手な方はここでそっ閉じされることをおすすめします。
ということで、
2011年
今の家に引っ越してきた1ヶ月後に起きた震災。停電の中で行われた卒園式と入学式。さまざまな思いとともに、数多くの絵本を読んだ年でもあった。
長男(年長〜小1)
1. ぶたのたね
1年生のはじめての読み聞かせで読んだ絵本。集団への読み聞かせデビューにこの絵本を選んだ理由は、意外性のある話で子どもたちが盛り上がるだろうなと思ったから。おおかみは強いもの、ぶたは弱いもの、本当に?もちろん、子どもたちは大爆笑だった。
2. こすずめのぼうけん
説明がいらないくらい有名な絵本。読み聞かせに向く絵本の条件として、わたしが勝手に思っているのは、声に出して読んでみたときになめらかに読めるかどうかっていうこと。 石井桃子さんの訳文はとても読みやすい。ドキドキするお話を聞くときは子どもたちもドキドキしているので、この本と合わせて読む本は違うテイストのものを選ぶようにしてる。
3. のびろ!レーゴム
あまり知られていない絵本かもしれないけど、わたしはとても気に入っていて、低学年のクラスに入るときは必ず読むようにしている。レーゴムはロボットだけど、ある理由から他のロボットのように戦ったり、合体したりできない。 自分にしかない良いところが必ずあること。短所はときに長所になることを感じることができる絵本。読み聞かせると、笑いのあと、かみしめるような静かな時間がおとずれる。
4. ハンダのびっくりプレゼント
読み聞かせに向いているなぁと感じる絵本のひとつ。低学年では必ず読んでいる。ケニアの女の子が、お友達のところにフルーツを届けるっていうお話なんだけれど、本筋とは別のお話が絵の中で展開されていくのがみどころ。子どもたちがざわざわしてくると、「よし!」と思う。鮮やかな色合いなので遠目がきくのも◎
5. うまやのクリスマス
長男が幼稚園の頃からずっと大好きな絵本。バーバラ・クーニーさんの美しい絵、まついるりこさんが訳するマーガレット・ワイズ・ブラウンの美しい、詩的な言葉。読んでいるわたしも心地よい、大好きな絵本。
次男(年少〜年中)
6. 10ぱんだ
パンダのかわいい、ユーモラスな写真で、数を表した写真絵本。当たり前だけどパンダがどんどん増えていくのがおもしろい。「らくらくきのぼり 1ぱんだ」みたいな、読みやすい簡単な文章なので、子どももいっしょに声を合わせて楽しめる。小学校低学年の読み聞かせでも十分楽しめる。
7. しろくまくんのクリスマス
細部まで描きこまれた美しい絵は、集団への読み聞かせよりも、家でじっくりゆっくり読んであげるのに向いていると思う。クリスマスの時期だけでなく、真夏でも持ってきて「読んで」とせがまれることが多かった絵本。今でも時々開いて読んでいる姿をみかけるから、本当に好きなんだなと思う。
8. めっきらもっきらどおんどん
長谷川摂子さんのリズミカルな文章は読みやすく、読み手ものりやすい。特に「ちんぷくまんぷくあっぺらこのきんぴらこじょんがらぴこたこめっきらもっきらどおんどん」のところは、子どもたちも一緒に楽しく読める。
9. だるまさんが
かがくいさんの絵本の中でも、やっぱりこれが1番人気。赤ちゃん向けの絵本として紹介されることが多いけど、読み聞かせ(低学年)の導入部にはこういう絵本がとても向いている。緊張がとけて、場が和む。ちなみに集団の読み聞かせに使うときには、大型絵本がおすすめ。オリジナルサイズは少し小さいので。
10. ぐるんぱのようちえん
繰り返しの文章が印象的。かわいくてポップな堀内誠一さんの絵と、リズミカルな文章、そして楽しいハッピーエンド。この絵本のいいところはテーマの奥深さにあると思うけれども、子どもたちがそれに気づくのはもう少し先になるだろうな。
2012年
次男が年長になり、幼稚園生活最後の年。しかも小学校ではPTA役員を受けていたので、超多忙な毎日を送っていた。小学校での読み聞かせにもようやく慣れてきた。
長男(小1〜小2)
11. おふろじゃおふろじゃ
おふろじゃおふろじゃ |
絵の雰囲気だけみれば荘厳な古典絵本かと思いきや。見た目とは裏腹なおかしなストーリーがおもしろい。オチもお見事で、読み聞かせでも「おぉぉ!」となった絵本。どうやら絶版らしい。もったいないなぁ。
12. ウラパン・オコサ
数あそびの絵本。クラスに入って読み聞かせするときの、ウォーミングアップにぴったりの1冊。参加型の読み聞かせは緊張をほぐすのにいい。
13. 三びきのこぶた
みなさんご存知の三びきのこぶた。ちゃんと最後におおかみを食べるところまで描かれているほうの、三びきのこぶた。瀬田さんの訳文も読みやすくて好き。
14. ペレのあたらしいふく
ベスコフさんといえば小人の絵本もすてきだけど、うちの子どもたちはこちらが好きだった。ペレがいろんな人の手を借りながらあたらしい服を手に入れるまでの様子を描いた絵本。
15. サリーのこけももつみ
古き良きアメリカ、という雰囲気の絵本。使われている色は紺色一色で地味なんだけど、遠目もきくはっきりとしたタッチの絵なので、クラスでの読み聞かせでも大丈夫。こけももをバケツに入れたときの、ぽりん、ぽろん、ぽるん、という音がとてもいい。
次男(年中〜年長)
16. しろねこしろちゃん
真っ黒なお母さんときょうだいたちの中で1ぴきだけ白いしろちゃん。自分も黒くなりたいと願うしろちゃんの気持ちと、それを受け止めたうえで優しく見守るお母さん。最後はほっとうれしいため息がつけるお話。
17. 三びきのやぎのがらがらどん
何回読んだかなぁ。子どもたちは何回聞いたかなぁ。そらで言えるようになるくらい、繰り返し読んだ。人形劇サークルでもやった思い入れのある作品。
18. はじめてのおつかい
時代は古くても、おつかいへの憧れやドキドキは変わらない。低学年の読み聞かせにもちょうどいいボリューム。冒険的な要素が強いので、こすずめのぼうけん同様、合わせる本は違うテイストのものを選ぶようにしている。
19. 11ぴきのねこ
11ぴきのねこシリーズは子どもたちにとても人気がある。にゃーごにゃごにゃごごろにゃーん、みたいな語呂のいい言葉や言い回しもおもしろいみたい。同シリーズのあほうどりのお話もおもしろい。
20. やまあらしぼうやのクリスマス
キリスト教の園に通っているとクリスマスにはページェント(降誕劇)がある。その様子を描いた絵本。ちょっといじめ描写の度がすぎている印象があるので、学校での読み聞かせには使っていない。でも、次男はとても好きなんだって。実はわたしも子どもの頃から大好きだった絵本。「わたしのこころのほし」というところにグッとくる。
2013年
次男がいよいよ小学校入学。ふたりとも小学生になったことで楽になるかと思いきや、小1って大変だったと思い知った1年。子どもの行き渋りを初体験した年でもある。
長男(小2〜小3)
21. としょかんライオン
読んでいると涙ぐみそうになる本のひとつ。厳格な図書館長とライオンのふれあいももちろんだけれど、マクビーさんの心の動きにも注目したい。
22. きつねのホイティ
スリランカのお話。人間をだましたきつねが、最後には人間に仕返しされるお話だけど、完全にやりこめないところが魅力のひとつ。こてんぱんにやっつけるのもいいけど、こういう話もあっていい。ホイティトイティホイティティという歌が小気味よく、読んでいても楽しい。
23. バナナじけん
高畠さんの絵本の中でも子どもたちにものすごくうけたのがこの本。年度末にいただいた感想でも、「バナナじけんがおもしろかった!」「もう一度読んでほしい!」というありがたい言葉をもらった。
24. きつねにょうぼう
これは本当はクラスに入って集団に向けて読みたい絵本なんだけど、いまだに実現していない。なぜなら、涙なしに読めないから。どうしても、最後のところで涙があふれてしまう。
25. としょかんねずみ
図書館に住んでいるねずみが主人公のお話。誰もがお話をつくる作家になれる。ラストがとてもいい。はっきりとした色使いの絵本は集団への読み聞かせに使いやすい。子どもたちからは「サム、すごい!」という声があがる。
次男(年長〜小1)
26. てぶくろ
人形劇サークルに所属していたころ、羊毛で動物たちの人形を作る担当だったわたし。この絵本にはその思い出がつまっている。「入れて」「どうぞ」の繰り返しなんだけど、そうもいかなくなってきてからの動物たちのセリフが、ユーモラスでいい。
27. かばくん
次男が幼稚園の図書室からしょっちゅう借りてきた絵本のひとつ。実はわたしも子どものころ大好きだった。詩のような文章が、読んでいてとても気持ちいい。次男のために、繰り返し読んだ思い出のある絵本。
28. しりとりのだいすきなおうさま
1年生になってすぐの読み聞かせで読んだ絵本。実際は大型絵本を使った。おいしそうな食べ物がたくさん出てくるところ、わがままな王様が家来たちの作戦にまんまとはまるところではみんな大喜び。
29. おまたせクッキー
読み聞かせのてっぱんと言ってもいいかもしれない。選本に困ったらこれを選べばまちがいないと思う。算数的な楽しみ方をさせたかったら、2年生か3年生で読むのがいいんじゃないかしら。
30. よかったねネッドくん
読み聞かせで使ったのは大型絵本。パーティーに招かれたネッドくんの冒険が奇想天外でいちいちおもしろい。その様子をカラーページとモノクロページの繰り返しで表しているのが印象的。文字数はとっても少ないので、少し長めの本と合わせて読むのにちょうどいい。
2014年
次男がサッカーチームを移籍したため、週末が大忙しになった。移籍のごたごたで精神的にもまいってしまい、ここ最近の中で一番余裕がなかった年かもしれない。
長男(小3〜小4)
31. おじさんのかさ
「あめがふったらポンポロロン あめがふったらピッチャンチャン」お気に入りのかさを広げたことがなかったおじさんのお話。読み聞かせで読まれることが多い絵本。子どもたちも大好きで、何度借りてきたことか。
32. きみの町に星をみているねこはいないかい?
個人的にとても好きな絵本。想像の斜め上をいく展開で、低学年から高学年まで、読み聞かせでも好評だった本。「ほんとうはこういうことかもしれないよ」っていう話といえば、「いぬのおしりのだいじけん」もおもしろい。
33. ねこのくにのおきゃくさま
きつねのホイティと同じ作者さんの絵本。あやしげな表紙なので、もしかしたら子どもが自分で手に取ることがないかもしれない。そんな絵本を見つけて、読み聞かせで読むのも、わたしの楽しみ。この絵本はそんな絵本のひとつ。
34. 雪の写真家ベントレー
1/2成人式をむかえる子どもたちに、生き方のひとつとして紹介したいという思いで読み聞かせた絵本。どちらかというと地味で、静かな展開だけど、たまにはそういう絵本もいい。合わせて読むなら「きらきら」がいい。
35. 時計つくりのジョニー
目標に向かって試行錯誤しながらつきすすむ少年のお話。どんなにバカにされても、たった一人の理解者がいれば勇気をもって前に進むことができる。とても美しい訳文なので、長いけれど読み聞かせしやすい。
次男(小1〜小2)
36. ハンバーグハンバーグ
ハンバーグ大好きなわたしにぴったり!ハンバーグができていく様子を、絶妙な言葉でリズムよく描いている、最高のハンバーグ絵本。クラスの読み聞かせで読んだら、子どもたちが「あ〜ハンバーグ食べたい〜」「今日帰ったらハンバーグにしてって頼もう」って言ってくれた。しめしめ。
37. うみやまがっせん
さるが海に釣り糸をたらしたところから、海のものと、山のものの引っ張りあいがはじまって、最後はストンと落ちがつくお話。長谷川摂子さんの文章は、読みやすいリズムのものが多い。
38. おかえし
引越しの挨拶にいちごを持って行ったきつねに対し、たぬきがお返しを持って行き、お返しのお返し、お返しのお返しのお返し、とヒートアップしていくお返し合戦がおもしろい。「おかえしのおかえしのおかえしのおかえしの…」の連続は読み手泣かせだけど、子どもたちは大喜び。
39. おへんじください
友達からのお返事を待つくろくん。一方、手紙をもらったことがなくて、お返事のよさがわからないとらくん。そんなとらくんに一通の手紙が届き…。このシリーズの中でもわたしはこの「おへんじください」が一番好き。
40. おんちょろきょう
おんちょろきょう |
紙芝居だと「ねずみきょう」という作品がある。最近では紙芝居の方をよく読むけれど絵本もいい。読み聞かせが終わると、「おんちょろちょろ〜おんちょろちょろ〜」って口々に呟き出すのがおもしろい。口に出して言いたくなる言葉ってあるよね。
その他
5冊には入らなかったけれど、50冊には入れておきたい絵本。
41. すてきな三にんぐみ
読みやすい文章がとてもいい。いわずと知れた名作。
42. もりのなか
白黒だとつまらないかなと思いがちだけど、そんなことはない。そのまま白黒の世界を楽しむ子もいれば、自分なりに色をつけて楽しむ子もいるはず。
43. おおかみと七ひきのこやぎ
読み聞かせ後、子どもたちからは「ああ、こわかった」という言葉が聞こえてきた。かわいらしい「おおかみと七ひきのこやぎ」しか知らなかった子はショックかもしれない。グリム童話は奥が深い。
44. おおきなかぶ
この絵本ほど読み聞かせに向いている絵本はないんじゃないかと思うくらい、読みやすい。「うんとこしょ、どっこいしょ、それでもかぶはぬけません」このリズムの小気味良さったらない。
45. かさじぞう
昔話もたくさん読んできた。赤羽末吉さんの絵はとてもいい。味のある絵で、派手さはないけれど、それが昔話の世界観にあっていると思う。
46. だいくとおにろく
これも赤羽末吉さんの絵。だいくとおにろくの話は、子どもたちになぜか大人気。一見、地味そうだし、鬼が怖そうだなぁと思うけれど、だいくと鬼のやりとりはとってもおもしろい。
47. ストライプ
インパクトのあるタイトルと表紙に、子どもたちはまず釘付けになる。絵が苦手だなと思う子も、もしかしたらいるかもしれない。最初は盛り上がる教室が、だんだんシーンと水を打ったようになるのが印象的。
48. おによりつよいおよめさん
夫が買ってきた絵本。次男のクラスで読んだら、なぜか大爆笑だった。そんなに笑うところあるかな?と思うけれど、「おによりつよいおよめさん」というタイトルですでに大爆笑だった。そういうものかもしれない。(お話も、もちろんおもしろい)
49. 富士山にのぼる
富士山に登る様子を美しい写真と、わかりやすい言葉で綴られている一押しの写真絵本。目標に向かって一歩一歩進め!と口でいうより、この絵本を読み聞かせるほうが心にひびく、かもしれない。
50.
よかったら読み聞かせにおすすめの絵本を教えてください。
おわりに
4年前から変わらず続けている、読み聞かせボランティア。集団に向けての読み聞かせは、ずいぶん板についてきたかもしれない。
でも、毎日かかさなかった、寝る前の読み聞かせはずいぶん減ってしまった。その代わり、子どもたちが自分で本を開き、本を楽しむ時間は何倍にも増えた。
長男はもうすぐ11歳。「絵本、読んでほしい?」と聞くと「どっちでもいい」と答えるようになった。あんなに読んで読んでといっていた長男が、「どっちでもいい」っていうようになったんだなぁ。そりゃそうだよな。
きっぱりと「読んでいらない」と言われる前に、読んであげられるうちに、できるだけ読んであげよう。今回この記事をまとめていて、あらためてそう思った。自分で読む楽しみと、誰かに読んでもらう楽しみは、別物だからね。
はてなさん、これがわたしの「4年間で変わったこと、変わらないこと」です。4周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
ということで、今日はおしまい。
このブログについて
はじめましての方も、お知り合いの方も、こんにちは。あらためまして、とんははです。
ずっとどうにかしたいなぁと思っていた自己紹介ページを、思い切って書き直すことにしました。きっかけとなったのは、夏子さん(id:etenatsu)さんの記事。
ここで使用されていたフォーマットを使わせていただいて、書いてみたいと思います。
ブログ書いてるのに自己紹介忘れてませんか? 自己紹介のフォーマット作りました。 ブログ初心者講座 - 凡夫じゆうちょう
おふたりとも、ありがとうございます。
とんははってどんなやつ?
名前の由来
ブログをはじめるとき、ぶたの一家という設定で書いていこうと思っていたので、山に住んでいる豚→豚山→とん山という名前にしました。とん山家の子どもたちの母さんなので、とんはは。というわけで、とんははです、よろしく!
人相
若い頃はツンツンとがってると言われましたが、最近では夫に「まるくなったね」と言われます。性格も顔も。人懐っこそうってよく言われます。あと、ナンパしてくる人はことごとく外国の方でした。アメリカの方が多かったです。日本を含めたアジアやヨーロッパの方はいなかった。ちなみに夫は日本人です。
趣味とか好きなもの
わたしといえば、ハンバーグとじゃがいもです。ハンバーグとじゃがいもの話には、我慢できずに首をつっこんでしまうことが多いので、「ダメ!」というときは言ってください。
独身の頃から、絵本と児童書が大好きです。もちろんそうでない本も好き。漫画も好きですが、語れるほど好きな漫画はあまりないかも。本に囲まれた生活にしあわせを感じます。電子書籍もつかいますが、やはり基本は紙の本が好きです。
自分が普段着る服をつくる程度の洋裁や、子どもの行事に必要な衣装や小道具をつくるのはわりと好き。
それから、今は時間を作れていないけれど、低山ハイキングが好きです。余力をのこして歩くのが好き。特に秋のハイキングが大好き。そして帰りに甘いものを食べる。たまらない〜!
取り扱い説明書
AB型って聞いたときに思い浮かぶ印象があてはまるタイプの人らしいので、お付き合いは大変かもしれません…。
8割くらいあてはまりました。
AB型にありがちなこと50/「腹が立ったら無言」「思わぬところで神経質」など | Pouch[ポーチ]
「がんばる小学生」ってどんなブログ?
どうしてブログはじめたの?
大学生の頃に自分のサイトをもち、当時はまって描いていたイラストとかポエム的な散文を垂れ流していた黒歴史があります。若気の至りとはまさにこのことなんだけど、それがあったからこそ夫にも出会えたわけで…でもやっぱり思い出すだけで恥ずかしいです。
子どもが生まれてからは、いわゆるママブログを書いていました。そこで出会えたお友達とは今でも連絡をとりあう仲。そのブログは、なんだかんだで面倒くさくなっちゃって閉じました。表に出すブログはそこで閉じたけど、mixiで日記を書いたり、はてなダイアリーで鍵付きダイアリーを書いたりして、Twitterを始めてからはもっぱらそちらで。Twitterは鍵アカにしていたので、気心が知れた人たちと穏やかなやりとりができてとても平和でした。
でも、もうちょっと世界を広げてみたいなっていう気持ちが出てきた。それがこのブログをはじめた理由です。
ブログタイトルの由来
どんな名前にしようかなと考えたときに、わかりやすいのがいいなと思いました。何を書いているブログなのかハッキリわかるタイトルにすれば、読みたくない人は読まずにすむかなって。
最初は「がんばれ小学生」にしようかなと思ったけど、いやいやなんかそれちょっと暑苦しいなと思って、「がんばる小学生」にしました。あんまり変わんないか。
運営ポリシー
またまた凡夫さんの記事を参考にさせていただきます。
ブログ初心者講座 ブログやるなら忘れずにアフィリエイト参加者宣言と免責事項は書いておこう。 - 凡夫じゆうちょう
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- あらかじめ本人の同意を得ないで第三者に個人情報を提供することはありません。ただし、法令に基づく場合、人の生命、身体又は財産の保護に必要な場合、公衆衛生・児童の健全育成に特に必要な場合、国等に協力する場合は除きます。
カテゴリーの説明
大きく3つのカテゴリーに分けて書いています。ときどき、どこに分類するか悩むこともあります…
小学生の勉強
家庭学習に関する話題が多いです。その他勉強にまつわることを書いています。
▽よく読まれている記事
小学生の生活
小学生の生活全般について書いています。友達関係、おすすめのグッズ、習い事や遊びなど、勉強以外のことはこちらです。
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小学生の親
親であるわたしが日々感じたこと、考えていること、悩んでいること、おすすめの本などについて書いています。
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ブログの歴史
「がんばる小学生」は2015年5月31日に開設しました。
書いているうちにだんだん自分よりのことも書きたい気持ちが出てきて、サブブログもはじめました。
というわけで、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさんに教えてもらった「小学校高学年の子どもにおすすめしたい本」
わたしが本について語り合える人というと、夫と片手で数えるくらいの友達しか思い浮かばない。さみしいか?と言われればそうでもなくて、それで十分しあわせだと思っていた。多分これからもそんな感じで生きていくだろうと思う。
そう思うけれども。前回の記事のおかげで、わたしの小さな世界が少しだけ広がったのは確か。それは、名前も顔も知らない方たちが、貴重な時間をさいて、おすすめの本を紹介してくださったからこそだと思う。とてもうれしかった。ほんとうに、ありがとうございました。
小学校高学年の子どもにおすすめしたい本50冊 〜わたしが読んでいた本、読んでほしい本〜 - がんばる小学生
せっかく教えていただいた本なので、まとめさせてもらおうと思う。もし、不都合があったらおしらせください。
ということで、
みどりの小野(id:yutoma233)さん
クレヨン王国の花ウサギ
バーディミアス好きでした!私の一冊は「クレヨン王国の花ウサギ」で! - yutoma233 のコメント / はてなブックマーク
クレヨン王国シリーズわたしも大好きだった。でもこの本はうれしいことに未読。読みたい。
id:monchy-monchy77さん
コメントで紹介いただいた「賢者の贈り物」。小さい頃は正直よくわからなかったけれど、大人になるにつれて心に響くようになった作品。それから、ガンバシリーズの分厚さについて。気持ちがいたいほどわかって笑ってしまった。
id:moegi_ygさん
レッドウォール伝説シリーズ
ミス・ビアンカ シリーズ
ダレン・シャン
はやみねかおる作品
レッドウォール伝説やミスビアンカ、ダレン・シャンとか西洋児童文学ばかり読んでたな。日本のだとはやみねかおるの作品がオススメ。 - moegi_yg のコメント / はてなブックマーク
レッドウォール伝説と、ミスビアンカシリーズは読んだことないし、ぜひ読んでみたい!はやみねかおるさんの作品は、友達のお子さん(小6)がはまってた。おもしろいんだろうな。
id:and_hyphenさん
若いぼくらにできること
読んだことあるの多かった。こないだの記事と別の本を挙げるとすれば今井雅之「若いぼくらにできること」かな... - and_hyphen のコメント / はてなブックマーク
今井さんの本!知らなかった!こういう出会いがうれしいって思う。自分じゃ多分見つけられない本。
id:sd_nanoさん
ぶらんこ乗り
すごく素敵な表紙!これってもしかしてと思ったら荒井良二さんだったー。大好き。読んでみたい!あと、わたしも妖怪水蜘蛛の話こわかった(読んだときは子どもじゃなかったのに)。そして多分今もこわい(こわがりです)。
id:kin-shuさん
ふたりはともだち
がまくんとかえるくんの本が好きでした。 - kin-shu のコメント / はてなブックマーク
わたしも大好き。最後まで50冊にいれるかどうしようか迷った1冊だったので、言ってもらえてうれしかった。
id:hornbillさん
コロボックル物語
ルドルフとイッパイアッテナ
狐笛のかなた
佐藤さとるさんのコロボックル物語、だれも知らない小さな国だけは読んだ記憶があるけど、正直あまりおぼえていないので読み返してみようと思った。実は、当時絵が少しこわかったのです。 上橋さんの「狐笛のかなた」は未読!読んでみたい!ルドルフとイッパイアッテナはわたしも大好き。 それから、有益かと言われるとっていうところすごくわかる。わたしもその点ではまったく自信ないなぁ。
id:hito-kanさん
素敵なアンサーエントリ。小学校6年間で1,000冊ってすごい! 僕は星新一さんのボッコちゃんとかかな(あれ、中学生だったかな?) - hito-kan のコメント / はてなブックマーク
わあ!星新一さんだ!わたしはきまぐれロボットしか読んだことないなぁ。今読んだらどんな感じだろう。子どもたち、好きかもしれない。
id:mash2525さん
アルセーヌ・ルパンシリーズ
柏葉幸子作品
松谷みよ子作品
クローディアの秘密
真夜中のパーティー
たくさん紹介してもらえてうれしい!シリーズや作者でおすすめされたものの中から、わたしが好きなものと、読みたいもの(柏葉幸子さんの本)を選んでみたけど、大丈夫かな。全然ちがったらぜひおしらせください。ちなみにクローディアの秘密は最後まで悩んだ作品。真夜中のパーティーは未読!
id:fumikefさん
オズの魔法使いシリーズ
はてしない物語
オズの魔法使いシリーズというと、こちらかなぁ? オズの魔法使いも大好き!もう一度読みたい。それから、はてしない物語は物語ももちろんだけど装幀がいい!ハードカバー版っていう気持ちがすごくわかる。(おおきなおおきなおいも、わたしも大好き)
id:heaco65さん
ドンキホーテ
懐かしいリストだなあ ドンキホーテを小学校の時ゲラゲラ笑いながら読んで、あのユーモアが自分の根っこになってる気がする - heaco65 のコメント / はてなブックマーク
お話のすじは知っているけど読んだことない!翻訳物の場合、訳者によっても雰囲気が変わると思うので、もしよかったらどのドンキホーテか教えてもらえたらうれしいです。わたしすでにこの表紙でちょっと笑っちゃってる。「自分の根っこ」ってすてき。
id:anightsさん
ながいながいペンギンの話
佐藤さとるを一冊は入れてほしいな。あと「ながいながいペンギンの話」は良かった。 - anights のコメント / はてなブックマーク
わあ、なつかしい!いぬいとみこさんといえば、「北極のムーシカミーシカ」も好きだった。うわー読みたくなった。佐藤さとるさんの作品といえば、「おおきな木がほしい」が1番好き。
id:KIKUKOさん
月と星の首飾り
空色勾玉
両方とも未読!実は、前の記事をかいたあとに、夫が雑誌「飛ぶ教室」をみせてくれて(持っているのすら知らなかった)、萩原規子さんに興味をもったばかり。ぜひ読んでみたい。13ヶ月と〜の話ができる方とはじめて出会った!うれしい。
id:fuktommyさん
少年少女科学名著全集
すごい。どんなことが書いてあるんだろう。未知の世界だなぁ。図書館にあるようなので、今度いったらぜひ見つけて開いてみたい。わたしに理解できるかなぁというところが少し心配。
id:younariさん
ミヒャエル・エンデは本当に良い作家さんなので一通り読んで欲しい。 - younari のコメント / はてなブックマーク
わたしは「モモ」と「はてしない物語」しか読んでいないけれど、他にどんな作品があるのかみていたらこれが読みたくなった。そして図書館に予約した!
id:tomtaさん
少年八犬伝
風雲祖谷のかずら橋
かぎばあさん懐かしいな。「少年八犬伝」や「風雲祖谷のかずら橋」をまた読みたい。 - tomta のコメント / はてなブックマーク
どちらも未読!しかも「風雲祖谷のかずら橋」は絶版のよう。でも図書館には蔵書があるみたい。どんなお話なんだろう。「少年八犬伝」はどうやら改稿されたやつみたいなので、もしかしたら改稿前のほうがいいのかな。里見八犬伝が好きなので読んでみたい。
まとめ
あの記事を書いたことで、こうやって知らなかった本や、忘れていた本を思い出させてもらうことができた。わたしはそれがすごくうれしかったし、感謝しています。ありがとうございました。
それもこれもきっかけをくださった、いわせんさんのおかげ。
ありがとうございました。
みなさんの50冊がどんどん広がって、子どもたちの50冊+∞になっていきますように。本の話ができてしあわせー。
ということで、今日はこれでおしまい。