がんばるブラザーズ

子供たちの家庭学習やサッカーの記録。

コロナ休校中の家庭学習サポート覚書

久しぶりの更新がまさか非常事態における家庭学習の話題になるなんて思いもしなかった。が、嘆いていても事態がよくなるわけではないので、中学生と新高校生(無事に第一志望の公立校に合格しました)の家庭学習についてと、わたしがしているサポートについて簡単にまとめておこうと思う。

塾に通っている場合、通信教育を受講している場合など状況はさまざまだと思うので、あくまでも我が家の例ということでゆるく読んでいただければ幸い。

コロナ休校以前の家庭学習について

長男(中3)

中3の5月から週1で通塾開始。長期休みの特別講習などは最低限にとどめ、スタディサプリ(以下スタサプ)と塾のテキストを併用した家庭学習を中心に受験勉強をすすめた。

サポート内容

夏休み、冬休みに行われる特別講習のカリキュラムに合わせて、スプレッドシートでスタサプ講義とテキストの対応表を作った。

次男(中1)

英語と数学を隔日ペースで進める程度のゆるい家庭学習。数学はメルカリで購入した塾テキスト「パーソナル」を使用。英語は音声CDを聴きながらの音読と教科書ガイドを使って全文英訳・和訳。

サポート内容

進度とペースのチェックをして声をかける程度。

コロナ休校による家庭学習の問題点

年度末でもともと学習意識が低かったこと

休校が始まったのは3/2。学年末テストも受験も終わっていたので、学習への意識や意欲がもともと低い時期だった。休校による未習単元が最低限で済んだのはとてもとてもよかったことだけど、ずるずると春休みになり新学年になるとペースを取り戻すのが難しくなると判断した。

家庭学習しか学習の機会がないこと

長男は受験後すでに退塾していたし、次男はまだ通塾していないため、学校が休みになると家庭しか学習の場がない。残念ながら我が家の子供たちは、学習内容の選定・ペース配分を含めた計画立案、学校がいつ始まっても対応できるような家庭学習を自分で全部やれるレベルではないためサポートが必要だと判断した。

コロナ休校以降の家庭学習現況

長男(新高1)

  • スタディサプリ(英語ハイレベル文法・読解・長文、数学スタンダードレベル)
  • 高校で使用するワーク・問題集など

新高1の長男は合格者説明会後に教科書や副教材を購入済みだったため、スタディサプリと副教材を使って予習をすすめてる。家庭学習で予習→授業で1度目の復習→テスト前に2、3度目の復習で定着を図りたい。学校からの課題が出たら、計画に組み込む予定。

次男(新中2)

  • スタディサプリ(教科書準拠英語、数学基礎)
  • パーソナル(塾用テキスト)
  • 新ワーク(塾用テキスト)
  • 教科書ガイド(英語)

新中2の次男はまだ教科書が手元にないため教科書準拠のスタサプ英語講座は教科書ガイドを使って受講している。英語は新ワーク、数学は1年の時同様にパーソナルで定着を図る。学校で使用する問題集が手元にきたら、対応表に追加して計画に組み込む予定。

サポート内容

スタサプ講義と問題集やワークの対応表を作成

高1数学対応表
高1数学の対応表
スタサプはとてもいいツールだけど、演習問題の数が少ない。受講後に問題集やワークで類題を解いて定着させたいため、スタサプの講義内容と問題集やワークの対応表をスプレッドシートで作成した。これがあると計画を立てるときや、別の問題集やワークを追加するときにとても便利。

GoogleClassroomを活用して課題管理

我が家はGoogleClassroomを使って課題を管理している。教師役のわたしは主にMacから、子供たちはそれぞれのiPhoneアプリで通知を受けとったりアクセスしたりしている。以下はMac画面のキャプチャです。

  • ストリーム画面
    googleclassroom
    GoogleClassroom「ストリーム」画面

概要や全体連絡はここでみることができる。

  • 授業画面
    googleclassroom
    GoogleClassroom「授業」画面

ここで課題を作成する。トピックを設定すると見やすい。

  • メンバー画面
    googleclassroom
    GoogleClassroom「メンバー」画面

ひとりひとりの課題内容やコメントなどはここで確認する。

googleclassroom
質問や調整は限定コメントを使用
課題ごとに限定コメントのやりとりができるので質問や調整に便利。口頭やLINEなどいろんな手段で伝えられても管理できないし忘れてしまうので、必ずコメントで残すルールにしている。

  • 採点画面
    googleclassroom
    GoogleClassroom「採点」画面

採点結果が一覧でずらーっと並ぶ。採点といってもいちいち内容をみて点数をつけてはおらず、子供達が課題に取り組んで自己採点して「提出」したものについてはすべて100点で返している。提出期限を無断で超過した場合は50点減点というおそろしいシステム!

まとめ

わたしだけでなく夫(感染拡大を受けてリモートワーク中)も家で仕事をするようになって、必然的に「君たちの仕事はなんだい?」という空気から勉強するムードが生まれたのはラッキーだったと思う。そのおかげで崩れそうになっていた家庭学習のリズムが取り戻すことができた。非日常の中でもできるだけ日常をつくりだすこと、リズムを整えることが結局は精神の安定につながるし、普通の日々が戻ってきたときにきっと役立つはずだと思っている。

GoogleClassroomに関しては、使いこなせているかといわれたら「全然!」という感じだけど、口頭で勉強についてあれこれいう必要がなくなったのでとても満足している。採点結果がおこづかいの査定に関わってくるため、提出期限を守ることやホウレンソウの重要性を身をもって理解してもらえるのではないかと期待してる。

今のところそんな感じです。