がんばるブラザーズ

中学生と小学生の家庭学習やサッカーの記録。

5年生最後の読み聞かせで「夢はどうしてかなわないの?」を読んだ

先日、長男のクラスで5年生最後の読み聞かせをしてきました。去年の4月にはまだあどけなさが残っていた子供たち。1年間でひとまわりもふたまわりも成長したせいかな?教室がとても狭く感じました。

この1年間でわたしが読んだ本はこちら。

社会で沖縄のことを勉強していたときに。

大好きなおはなしなんだけど、難点は読みながら胸があつくなってしまうこと。

佐野洋子さんの絵本では、この「おじさんのかさ」を選ぶことが多いです。うっとおしい雨の時期に。

ウエズレーの国は夏休み前に。夕暮れの場面がとてもすてき。水を打ったようにしーんとなりました。

男子はゲラゲラ笑い、女子は真剣にみつめる…という反応のギャップがおもしろかったです。女の子は特に心当たりのある内容なんだろうね。

夫所有の絵本。これはどの学年で読んでも本当に評判がいい。そして知らない人が多いから、かぶることがまずない。

高学年には幼すぎるかしらともおもったけれど、全然そんなことはなかった。大爆笑だった。

落語の紙芝居は読み聞かせにおすすめ。なんでかっていうと、落語ってリズムが大事でしょ?絵本で読み聞かせするより、紙芝居のほうが読みやすい。角度的に。だから紙芝居のほうがおすすめ。

これはクリスマスのときの読み聞かせに。

5年生最後の読み聞かせで「夢はどうしてかなわないの?」を読んだ

いつもの読み聞かせは10分間。つまり時間内で終わらせるためには10分で読めるボリュームの絵本を選ぶ必要があります。これが結構むずかしくて。読んであげたい絵本があっても「長い」という理由で読めないことが多々ありました。

でも、今回は1時間。ずっと読んであげたいと思っていた絵本を読むチャンスだ!と思いました。その絵本がこれ。

夢はどうしてかなわないの? (こころのえ?ほん)

これは、ねむれないさめ(id:nemurenai-same)さんのブログで以前紹介されて知った絵本です。

ちょうど同じ頃、わたしは植松努さんの本を読んでいました。

わたしも「夢」について考えていたときだったので不思議なつながりに驚いたものです。

nemurenai-same.hatenadiary.jp

そんな彼女の感想文を読んで、すぐにこの絵本を買いました。買って正解でした。そして、本棚にしのばせておくのもいいけれど、これはやっぱりクラスに入って大勢に向けて読みたい本だなと思いました。大勢の中のひとりひとりに届くように、という気持ちで読みたい。

この絵本は、しっかり読むと20分くらいかかります。読み聞かせるにははっきり言って長い。場の空気次第では間延びしてしまうことも十分ありうる、わたしにとっては難易度の高い絵本です。それでもこの絵本を読んだのは、子供たちに今この絵本と出会っていてほしいなと思ったからです。

無邪気に夢を口にしていた小さい頃とは違う。自分の力、立ち位置、得手不得手など、さまざまなものがみえるようになり、「夢」の意味合いが変わってきている今だからこそ、どうしてもこの絵本を読んであげたいなと思いました。

読み聞かせ後の反応

読み聞かせをしていると、子供たちが食いついてくるかどうかは空気でわかります。さてどうなることやらと思いつつ読み始めましたが、想像以上にみんな集中して聞いているのが伝わってきました。誰も話さない。みんながこっちを見ている。ぐいぐいぐぐいっと詰め寄られる感覚がありました。

ただそれは読み手であるわたしの感覚です。実際のところはどうなんだろう?子供たちは何か受け取ってくれたかな?そう思っていたら、その日の夕方あるお母さんからメールが届きました。そのメールにはこんなことが書かれていました。(多少いじってます)

今日は読み聞かせありがとうございました。実は家に帰ってきてから読んでもらった本のことをずーっと話していて。そんなことは初めてでびっくりしてます。◯◯がいうには、夢のお話だったとか。内容を知らないから言ってることの半分もわからないけれど、◯◯にとってすごく心に残った本だったんだなっていうのはわかりました。できれば本の名前を教えてもらいたいんだけど、いいですか?

うれしい!こんな絵に描いたような反応がかえってくるなんて思いもしませんでした。実はその◯◯くんという男の子は、普段本なんて読まない子なんですって。だからお母さんもすごくうれしかったんだそうです。

少なくとも◯◯くんはこの絵本と出会ってくれた。長かったけどがんばって読んでよかったなと思いました。

おわりに

読み聞かせボランティアをはじめて今年で6年目。毎回「次は何を読んであげようか」と楽しく悩みながら本を選んでいます。とはいえ、高学年になると読む本に困るというのもまた真実で、何を読んでも喜んでもらえた低学年の頃とはちょっと違う難しさがある。でも、そんなときは原点に戻って、「自分が好きな絵本」「今この子たちに出会ってほしい絵本」を選ぶようにしています。

長男にとって今年は小学校最後の1年。できるだけ時間をみつけて読みにいってあげたいなと思います。



おしまい。

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