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がんばる小学生

がんばる小学生と家族の珍道中ブログ

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"危ない感じっていうのは見ていれば分かるから、そういうときは近寄らないようにしてる"と11歳の長男が言った

雑記

学校では教えてくれない大切なこと 2友だち関係(自分と仲良く)

先日、長男チームの引率で1日中子供たちと行動を共にし、ひさしぶりに子供たちの世界を垣間見てきました。もうすぐ小6になる子供たちは、それぞれがちょっとずつ生意気になっていて、めんどくさくなってた。

よく「女の子は大変だよ〜」と女の子のお母さんから言われるんだけれど、男の子も大変。女の子に負けず劣らずつるむし、ランクをつけたがるし、人間関係大変そうだなと思います。

ランク=人気

小学校年代って、足が速い子、運動ができる子、おもしろい子に人気が集まるもの。子供たちの小学校では、野球よりもバスケよりも何よりも、サッカーチームの主力選手が人気者であることが多いです。それはなぜかというと、運動ができて華やかでちょい悪な子が多いから。

長男チームの主力は長男を含めて3人。長男以外の2人はランクでいうとトップランクの子たちです。そして、他のチームメイトたちのほとんどが、彼らを取り巻いて常に行動を共にしてる。まあ、よくあることですよね。学校でも地域でもそんな感じだから、良くも悪くも目立つし、問題も多い。正直な話、いじめもあります。

その日もいろんなことがありました。

長男チームには嫌われもののDくんという子がいます。チームの主力でありエースでもあるMくんは、このDくんが大嫌い。同じ車に乗り込もうとしたDくんに対して「お前はあっちへ行け」と言ったり、失敗したDくんに対して数人で「お前なにやってんだよ」「アホか」「へったくそ」とけなして笑ったりしていました。

やられるのはDくんばかりではありません。Mくんは、自分が言ったのと同じように「おいD、何してんだよ」「おっせーよ」と囃し立てる取り巻きの1人のKくんに対して、「お前がいうな」「お前にだけはいわれたくねー」と冷たく言い放ちました。それにならって、その他の子たちも「そうだよ、お前はだまってろよ」笑い、言われたKくんも笑う。そんな光景が何度も何度も繰り広げられました。

仲間に入れてもらえないDくん、仲間でありながらもひどい扱いを受けるKくん。そこまで露骨ではなくても、多かれ少なかれMくんの周りにはそういう空気がある。1日一緒に過ごしてそれがよくわかりました。

肝心の長男はというと、Mくんたちの輪には一切入らず、数名の気が合う子たちと全く別の場所でボールを蹴ったり、試合をみたりして和やかに過ごしていました。どうしても一緒にいなくてはいけないときでも、決して彼らの雰囲気に混ざらない。その態度は、これだけ明確に線を引いちゃってMくんたちとの関係は大丈夫なの?ってこちらが心配になるくらい、きっぱりとしたものでした。

長男は何を感じてるんだろう。何を思っているだろう。聞いてみたいな。でも簡単には聞けないなぁ。

試合が終わった帰り道。コンビニに寄って食べ物をたくさん買って、お行儀悪いけどおなかがすきすぎて気持ち悪いから特別だよといってグミとか飴とか食べながら歩いているとき、雰囲気的に「今だ、今なら聞けそう」と思いました。

わたし「ねえ、あなたはあのチームにいてしんどくない?」
長男「え?うーん、しんどいなって思うときもあるよ」
わたし「そっか。チームの中に気が合う子はいるの?」
長男「いるよ。◯◯とか◯◯とか◯◯とか」
わたし「Mくんたちとはどう?」
長男「うーん、あの中のひとりひとりとだったら学校でも一緒にサッカーやるし、別にぜんぜん平気だけど、集まってるときの感じが、なんかちょっとね」
わたし「なんか嫌なの?」
長男「なんかね、これからKとかDとかに嫌なこと言ったりしたりしそうだなっていう危ない感じがあってね。そういうのってみてたらわかるんだけど、そういうときは近寄らないようにしてる」
わたし「へぇ〜!そうなんだ。だから離れてるんだね。学校でもそんな感じなの?」
長男「うん、学校だと◯◯とか◯◯(サッカー以外の友達)といるから、あんまりMたちのことはわかんない」
わたし「そっか。それならいいんだ。まあ、なんかあったらいつでも愚痴は聞くから言いなよ」
長男「は〜い」

実は長男とKくんはとても仲良し。でも、Kくんは学校でもサッカーでも中心的な存在であるMくんたちのグループに属していたい気持ちが強い。けなされたり、いじられたりしても、そのグループの一員であることの方が大事。だから何を言われてもされても笑って流す。長男は、そんな風にKくんがいじられるのを見るのも、それに笑ってこたえるKくんを見るのも嫌なんだそうです。

ここからはわたしの想像ですが、長男がMくんたちのグループに入ってしまえば、みんなと一緒にKくんをけなしたり笑ったりしなきゃいけなくなる。輪の中に入ってそれを拒否したり、注意したりするほどの勇気はないから、輪に加わらないことを選んだ。それが、"危ない感じっていうのは見ていれば分かるから、そういうときは近寄らないようにしている"につながるんだろうなと思いました。

いろいろあるよなぁ。

サッカーの試合に引率としてついていったら、トロフィーとそれ以上に重たいものを持って帰ってきてしまった。そんな1日でした。

おわりに

11歳になったばかりの長男が心の中でどんなことを考えているのか、わたしには分かりません。複雑な表情を浮かべる長男をみていると、わたしに話したことの何倍もいろんなことを感じ、いろんな思いがあるんだろうなぁと思います。わたしに話せる分だけ話してくれてる。そんな気がしました。

わたしは大人だし、親ではあるけれど、実際彼らに対してできることなんてほとんどありません。たまーにこうやって話を聞いては自分のことのように胸を痛め、何もできなくてごめんと思うだけ。それ以外にわたしができることといったら、美味しいごはんを作って、家の中を居心地のいいホッとできる雰囲気で満たすことくらいなんですよね。

今は役員仕事が山場でどちらもサボりがちだけど、できるだけ調整してちゃんとやろうって改めて思いました。



おしまい。

▽ 過去記事 gambaruko.hatenablog.com gambaruko.hatenablog.com gambaruko.hatenablog.com