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がんばる小学生

サッカー少年の家庭学習と本の記録

子供に「どうして今の仕事をしているの?」と聞かれたので真剣に考えてみた

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「ママはどうして今の仕事をしてるの?」

突然子供に聞かれて、答えにつまってしまった。

仕事をしようと決めた当時のわたしは、「パートでもいいから外で働きたい」という切実な思いでいっぱいだった。お金をかせぎたいというのはもちろんだけど、それ以上に幼稚園と家と母のことから離れられる場所がほしかった。思い立ったが吉日。そういうときのわたしは、びっくりするほど行動がはやい。それから1週間後、小さな治療院で働くことが決まった。それが、今の職場です。

今の職場を選んだ理由

まず目をひかれたのは、募集要項の一番トップに書かれていた「お子さん連れの患者さんのために保育やサポートができる方」という言葉。赤ちゃんを預けられないお母さんも気軽に来れるような治療院にしたい、痛みや辛さを我慢して毎日がんばっているお母さんを応援したい。そのための新規スタッフ募集でした。わたしがここで働きたいと思った一番の理由はこれです。

今のわたしは子供たちも成長して身軽に動くことができます。自分のために、ある程度自由に時間を使えるようになりました。でも、子供たちが小さかった頃は本当に大変だった…。慢性的な寝不足、抱っこやおんぶで体はバキバキ、子供の相手をしていれば家事はたまる一方、体も心もクタクタでボロボロ。もちろん、子供はかわいいです。でもかわいいだけじゃ生活は成り立たない。体が疲れてくると、体のどこかがずっと痛いと、心にも余裕がなくなってくる。どこが痛いのかさえ、だんだんわからなくなってきます。

もし、気兼ねなく赤ちゃんを連れて行ける治療院があったら、ゴリゴリにかたまった体をほぐしてくれるところがあったら、どれだけ助かっただろう。

そのお手伝いができるなら、やってみたい!と思いました。

一番大事にしているのは赤ちゃんが泣いた時の態度

あれからもう4年。たーくさんの赤ちゃんや小さい子供たちの保育をしてきました。赤ちゃんを抱っこひもで抱っこしながら、事務仕事をしたこともあります。治療院をおとずれるおじいちゃんおばあちゃんたちは、そんなわたしの姿をみて「いつのまに3人目が生まれたんだ?」と笑って見守ってくれます。

赤ちゃんが機嫌よく過ごしてくれる間はいいけれど、やっぱり泣いちゃうときだってある。お母さんに緊張が走るのは、そんなときです。赤ちゃんのことを心配するというより、「泣かせたら迷惑かけちゃう」という気持ちのほうが強いお母さん。ものすごく気持ちがわかります。だって自分がそうだったから。

わたしがこの仕事をしていて一番大事にしているのは、このときの態度です。具体的に言うとこの2つ。

(1) 絶対にあわてないこと
(2)「いいんだよ〜泣きたかったら泣いていいんだよ〜」と口に出して言うこと

なにそれ?って思うでしょ。でもね〜これが結構効果あるんです。こちらが慌てず騒がず「いいよ〜泣いていいんだよ〜」って思っていると、泣き止む子が多い。もちろん、絶対に無理なときもあります。そういうときは、先生と相談して赤ちゃんを抱っこしながらできる最大限のことを考えたり、授乳の時間をとったり、そのときどきに合わせて対応しています。

結果がどうあれ、こちらがぶれずに「赤ちゃんが泣くのはあたりまえ」という態度でいることが、お母さんをちょっと楽にする。「あ、いいんだ」って思ってもらえるのが、大事だなと思ってます。

まとめ

今日も1歳前後の赤ちゃんを連れたお母さんが「はじめてなんですけど…」とおそるおそるいらっしゃいました。そういうときは、すぐにカウンターを出て、お母さんのところへいきます。靴を脱いだり、荷物をおいたり、そういうひとつひとつが子連れだと大変だからね。そのお母さんも、子供を預けられないからあきらめていたけど、ここなら大丈夫かも?と思っていらしたそうです。

お母さんの治療中、やっぱり赤ちゃんが泣いてしまう場面がありました。もちろん、いつものように慌てず騒がず見守っていたら、なんと最後は笑顔でおもちゃの受け渡しができるくらいの仲になれました!赤ちゃんと仲良くなれたのはもちろんうれしいけれど、それよりなによりお母さんが安心して最後まで治療を受けられてよかった。スッキリした笑顔がみれて「あ〜よかった!」と思いました。

実はね、わたしそんなに子供が得意じゃないんです。どちらかというと苦手。意思の疎通がうまくいかない赤ちゃんのお世話は特に苦手です。でも、いっぱい愛されて育ってほしいなぁと思う。どんどん大きくなーれと思う。大きくなったらおしゃべりしようねって思う。だからこそ、赤ちゃんを育てているお母さんやお父さん、それからおじいちゃんやおばあちゃんには、できるだけいい状態でいてもらいたい。体も、心も。そのためにできることは何か?を日々考えながら、よりよいサービスを提供できるよう努力しています。

わたしは雇われスタッフのひとりだけど、しかもパートだけど、今の仕事が大好き。

今度子供たちに「ママはどうして今の仕事をしてるの?」と聞かれたら、今日ここに書いたことを話そうと思います。全部は伝わらなくても、きっと少しは伝わるはず!伝わると信じてる!

あんまり深く考えたことはなかったけど、子供たちの質問のおかげで真剣に考えることができてよかったです。



おしまい。

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