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がんばる小学生

がんばる小学生と家族の珍道中ブログ

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こたつでぬくぬく!お正月に読みたい絵本5冊

児童書と絵本と漫画

今年も残すところあと6日。クリスマスが過ぎれば、街は一気にお正月モード一色に変わっていく。

 

わたしたち家族のお正月はとてもしずかだ。わたしには帰りたい実家もなく、夫には帰る実家がない。毎年、家族4人と猫たちだけの、しずかなお正月を過ごす。おせち料理は、作れる範囲のささやかなもの。夫の好きなお雑煮だけは、たくさん作る。氏神さまにお参りをして、富士山をながめて、凧あげをしたり、かるたで遊んだり。あとはいつものように、のんびり過ごしているうちに、あっという間に過ぎていく。それが、わたしたちのお正月。

 

でも今年はやりたいことがある。本が読みたい!思いっきり!そして、お正月くらいはのんびり子供たちに読み聞かせもしてやりたい。というわけで、今日から2回にわけて「お正月に読みたい絵本」と「お正月に読みたい児童書」を紹介しようと思う。

 

絵本は「お正月に関するもの」を中心に、児童書は「わたしが今読みたいもの」を中心に選んでみた。

 

今回は、お正月に読みたい絵本編です。

 

かさじぞう

かさじぞう(こどものとも絵本)

誰もが知っている「かさじぞう」のお話。わたしはいつも年末になると読みたくなる。たくさんある「かさじぞう」の中でも、この赤羽末吉さんの絵がいい。

 

派手さはまったくない。子供うけするようなかわいさもない。色が少なく、地味で、しずかな絵。

 

実はこの「かさじぞう」が、赤羽末吉さんのはじめての絵本。「雪を描きたい」という思いから生まれた絵本だそう。赤羽末吉さんが描く雪はいろんな表情をみせる。雪国に住んだことがないわたしにも、雪の音や質感が伝わってくるようだ。

 

実はわたし、教訓めいたお話があまり好きではないのだけど、瀬田さんの文と赤羽さんの絵から伝わってくる、ただただにじみでるような優しさに心がふっとほぐれる。さむーい夜に読みたい絵本。

 

もうすぐおしょうがつ

もうすぐおしょうがつ (こどものとも絵本)

西村繁男さんといえば、「細かいところまで描き込まれた絵本」という印象が強い。パッと思いつくのは、「にちよういち」。眺めているだけで楽しい、大好きな絵本だ。

 

この「もうすぐおしょうがつ」は、人ではなく動物たちの姿で、お正月までの様子が描かれている。おじいちゃんおばあちゃんの家へ帰省するところに始まり、大掃除、餅つき、市場への買い出し、おせち料理に、しまい湯、年越し蕎麦、除夜の鐘、そして新年を迎えるまで。わたしは特に、市場の場面が大好きだ。実際に行ったことはないし、行くつもりもないけれど(人混みが苦手)、細部まで描かれた絵をみていると、まるで自分がそこへ行って歩いているような気持ちになる。

 

こんな風に、「毎年のこと」として家族で受け継いでいく習慣っていいなぁと思う。

 

ただひとつ残念だなと思うところは、絵本の中でしめ飾りを飾るのが大晦日だというところ。一夜飾りになっちゃうよ!

 

▽ 西村繁男さんのインタビューもおもしろいです。

絵本作家 西村繁男さん 絵本作家インタビュー(前編)|mi:te[ミーテ]

絵本作家 西村繁男さん 絵本作家インタビュー(後編)|mi:te[ミーテ]

 

富士山にのぼる

富士山にのぼる

初夢といえば「一富士二鷹三茄子」ということで、大好きな写真絵本「富士山にのぼる」を推したい。

 

九州生まれのわたしにとって、富士山は「日本一の山」といわれている遠くの山だった。でも、今は毎日富士山をみることができる。「ああ、今日は雪が多いね」「雲がかかって、てっぺんが見えない」出勤しながら、夫とそんな会話をするのが普通のことになった。子供たちが通う学校からも、その美しい姿をみることができる。

 

この写真絵本は、七大陸最高峰登頂を成功させた石川直樹さんが実際に富士山にのぼる様子を、美しい写真と力強くやさしい言葉で、わたしたちにみせてくれる。富士山の自然についても、ところどころで注釈がはいっておもしろい。わたしは特に、テントの中での食事の風景と、朝日のページが大好きだ。

 

一歩ずつ、一歩ずつ、足を前に出す。そうすれば頂上がみえる。

 

新年のはじまりにぴったりの絵本だと思う。

 

十二支のはじまり

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

十二支のはじまりに関する絵本もたくさんあるけれど、わたしの中での王道はこれ。素朴であたたかい絵と、わかりやすい文章がとてもいい。十二支の由来について知らない小さい子や、大勢に向けた読み聞かせ会にはこの本をすすめたい。そのくらいオーソドックスで、安心できる内容だ。

 

もちろん、十二支にどうして猫が入っていないのか、その理由についても書いてある。

 

おもしろい絵本が好きなら、こちらがおすすめ。

十二支のおはなし (えほんのマーチ)

十二支のおはなし (えほんのマーチ)

 

このコンビの絵本がおもしろくないわけがない!キャラが濃すぎて笑っちゃう。お話もわかりやすいし、迫力がありすぎて、動物たちが飛び出してくるんじゃないかと思うような絵もいい。

 

じゅっぴきでござる

じゅっぴきでござる (創作絵本シリーズ)

干支のはなしが出たところで、来年の干支でもある「さる」の絵本から1冊。さる、さる、と考えて思い浮かんだのが、これだった。

 

この絵本は、「おはなしをきいてくださる?」という言葉ではじまる。「〜でござる」という言葉と、ユーモラスな表情と動きのおさるさんたち。ページをめくるのがとても楽しい。

 

クラスでの読み聞かせにも向いているので、お正月一発目の担当の方におすすめ(それはわたしです)です。

 

絵本ナビで全ページ読むこともできるみたいなので、読んでみたい方はどうぞ。

 

 

まとめ

わたしが選んだ「お正月に読みたい絵本5冊」はこの5冊。こたつに入って、みかんを食べて、のんびりゆったり楽しみたいな。こたつないけど。

 

▽ 紹介した5冊

かさじぞう(こどものとも絵本)

かさじぞう(こどものとも絵本)

 
もうすぐおしょうがつ (こどものとも絵本)

もうすぐおしょうがつ (こどものとも絵本)

 
富士山にのぼる

富士山にのぼる

 
十二支のはじまり (日本の民話えほん)

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

 
じゅっぴきでござる (創作絵本シリーズ)

じゅっぴきでござる (創作絵本シリーズ)

 

 

次回は、こたつでぬくぬくっと「お正月に読みたい児童書5冊」を紹介する予定です。こたつないけど。

 

 

おしまい。 

 

▽ 過去記事

 

うなりやベベンさんのご冥福をお祈りいたします