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がんばる小学生

サッカー少年の家庭学習と本の記録

身につけてほしいのはアウトプットする力!1分間で大切なことを伝えるって難しい

 

https://instagram.com/p/4pCmHfB18I/

ここ最近、とん吉(小5)の宿題に「新聞記事を読んで、内容を1分にまとめて親に話す」というものがよく出ます。だいたい週に2回くらい?結構な頻度ですよね。

 

この宿題にはとりあえず2つの力が必要です。

  1. 要約する力
  2. 伝える力

記事を読み、ポイントとなるキーワードを見つけ、話の筋を掴む力。ざっと1000字くらいの記事を1分間におさまる(おさめる)長さにまとめるのは簡単なことではありません。ちなみにわたしはすごく苦手です…。

 

そして、まとめたことを相手に伝わるような言葉で伝えなくてはいけません。まとめた内容をそのまま伝えればいいじゃないかと言いたくなりますが、その記事を読んでいない人にもわかるように伝えるためには、そのまま伝えるのでは伝わらない場合もあります。つまり、その記事を知らない人にもわかるような言葉に言い換えなければならないということです。

 

さて、この宿題に取り組むにあたって、当然のことながら学校でノウハウを教わってきただろうと思うじゃないですか。だから「やってみ?」というわけですよ。普通にね。

 

でもできない!全然できない!

 

宿題のプリントには「大事なところに赤線を引こう」と書いてあります。そっと覗いてみると、なんと真っ赤なこと!線だらけ!全部大事だと思ってしまうんですね…。よくよく聞いてみれば「新聞を読もう」という単元で新聞記事の読み方や読み比べなどはやったけれど、その内容を1分間にまとめる方法については特に教わっていない、とのこと。本当のところはわかりませんが、要するにとん吉がよく分かっていないということだけは確かでした。

 

要約ってどうすればいいの?

まずわたしがしたことは、録画しておいたテストの花道( Eテレ)の福嶋先生の回を、とん吉と一緒に観ることでした。

 

NHK テストの花道 - 過去の放送 -「国語のツボ! 記述の“公式"」

 

福嶋先生はこの本で有名な先生ですね!

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!

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 この番組自体が高校生向けのようなので、内容はちょっと難しいかな?と思うのですが、要約のコツに関しては小学生でもわかる内容だと思います。完璧に理解させるというよりは、要約ってこんな風にやるもんなんだよってことを感じてもらいたいと思いました。

新聞記事は要約しやすいつくりになっている

要約というのはこんな風にやるもんなんだよ、というのを感じてもらったところで、宿題の新聞記事をもう一度読み返します。ここで大事なのは新聞記事のつくりについて理解しておくこと。教科書にもこんな風にわかりやすくまとめられているので、もう一度確認します。

https://instagram.com/p/4pDGpOh19d/

これをみればわかるように、実はリード文がある新聞記事ならばわざわざ要約する必要はないんですよね。リード文がまさに要約ですから。そう考えると新聞記事というのは、答えが載っている要約の練習問題といえます。要約の練習をする教材としてうってつけなのかもしれないなと思いました。

 

要約するおおまかな流れは以下のような感じでいいのかなーと思います。

  1. 見出しとリード文から記事のポイントとなるキーワードを洗い出す
  2. 本文中のキーワードに赤線を引く
  3. キーワードが含まれる文を必要なボリュームになるまで肉付けしてまとめる
  4. リード文の内容と照らし合わせて漏れがないか確認する*1

伝わるように伝えるためにはどうすればいいの?

伝わるように伝える、って難しいですよね。とん吉のまとめを聞いていると、せっかくキーワードを盛り込んでまとめたはずなのに、何が大事なポイントなのかがとても分かりづらいんです。なぜそうなるかというと、おそらく記事の流れのままつぎはぎしているから、ではないかなーと思います。

 

じゃあ一体どうすればいいの?と言われると、、、答えに困ってしまうんですよね。ぼんやりと「こんな風にすればいいんじゃないかな?」ということはいくらでも言えますが、やり方を知りたいと思っているとん吉に対して教えてあげられるほどのノウハウはないんです。残念ですが。

1分で大切なことを伝える技術

こんなときはプロの力を借りるに限ります。

[図解]1分で大切なことを伝える技術

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Kindle版を購入して読んでみました。読んでみて分かったのは、「要約する→伝える」という流れの中で、まとめたものを再構成するというステップが抜けているということでした。

本の内容に当てはめて、この宿題に取り組むステップを考えてみると、「1分でまとめるつもりで記事を読み、キーワードを拾い上げ、言葉や用語の意味を調べ、それらを組み合わせて文章を再構成する」と言えます。

この「文章を再構成する」というところが、伝わるように伝えるという意味でも大事だなと思うんですよね。これはその文章をきちんと読み取れていなければできないことです。

大事なポイントをピックアップするところまではできても、うまくまとめられない。それが現状なのだなと思いました。

 

必要なのは練習につぐ練習

何が足りないか?というのがわかったら、今度はそこを補ったり、強化したりすればいいわけです。要約する力も、伝える力も、一朝一夕には身につくはずがありません。何度も何度も失敗を繰り返しながら、練習しつづけることが、実は1番の近道なのでは?と思っています。

 

ではどんな風に練習したらいいのか?いろんな方法があるかと思いますが、とりあえず1つだけやってみようと思っているのが「アウトプット勉強法」です。アウトプット勉強法って何?ということでよくわかる記事をいくつか紹介しておきます。書籍ならやっぱり齋藤先生のがわかりやすいです。

 

必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書)

必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書)

 

 

アウトプットすることを前提にインプットする

新聞記事の宿題を機にちょっと考えたのが、小学生の勉強はどうしてもインプットが中心になっていて、アウトプットする力がなかなか育たないのかも?ということです。もちろん学校では、グループ討議やディヴェート、1分間スピーチを行う学級もありますが、発言の仕方や伝え方にまで指導が入ることはなかなかないように思います。

 

でも、考えてみれば、インプットした知識はアウトプットしなければなんの役にも立たないんですよね。

 

アウトプットすることを前提にインプットする

 

まずは意識を変えるところから始めたいと思います。そして即実践!テレビを観るときも、本を読むときも、なんとなく観たり読んだりするのではなく、「あとで家族に話せるように」インプットしてみる。そしてどんどん話す!親子でチャレンジしてみたいと思います。

 

まとめ

「新聞記事を読んで、内容を1分にまとめて親に話す」という宿題をとおして、これまでずっと足りないなーと感じてきた「伝える力」を強化する術について考えることができました。

 

そして出会った「アウトプット勉強法」。常にアウトプットすることを念頭において、勉強に取り組めばどんな成果が出るのか。実践を重ねながらまた考察してみたいなと思います。

*1:補足的に行う