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がんばる小学生

サッカー少年の家庭学習と本の記録

なぜ教科書中心学習がいいのか?目からウロコの教科書活用術

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 (2016.8.3更新)

突然ですが、家庭学習にはどんな教材を使っていますか?通信教材やドリル、塾の問題集、お母さんの手作り問題…etc 各ご家庭やお子さんによっていろんなものを活用されていることと思います。

とん山家は2015年6月まではチャレンジを中心に、ドリルや市販の問題集を組み合わせつつやってきました。書店で「いいドリルや問題集はないかな〜」と探すのがもはやライフワークのようでした(笑)好きだからいいんですけど、我ながら「飽きもせずによくやるなぁ」と思っていました。

だいたい春休みになると次の学年の準備を兼ねて家庭学習の見直しをするのですが、2015年の春休みにふと目についた本がこれです。これまで全く目に入らなかったものが目に入るとき、それはきっと読むべきタイミングだということなんですよね。

小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる!

小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる!

 

 

目からウロコの教科書活用術

親であるわたしたちが教科書を開く機会って案外少なくありませんか?おそらく「見てみよう」と思わなければ、そうそうそんな機会には巡り合わない気がします。基本的に、教科書は子供が学校に持って行って家にはないもの、ですから当然かもしれません。そしてなにより「学校で使うもの」という意識が強い。それこそがわざわざ手に取らない理由かもしれませんね。

 

親野先生の著書「小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる!」によると、子供が毎日学校で使っているものだからこそ教科書を活用すべきと書かれています。

 

 小学生の勉強にとって、教科書は基本中の基本です。

 なぜなら、教科書には、その学年で学ぶべきものが、過不足なくきちんと載っているからです。

 ですから、教科書を使いこなして、さらには使い尽くして、小学生の間につけるべき学力を子どもにしっかりつけさせてあげてほしいと思います。

 それが私の願いであり本書の目的です。

親野智可等(2012). 小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる! すばる舎 

興味をひかれ読み進めていくと、見事に目からウロコがボロボロと!落ちる落ちる!ツールに頼りすぎず、基本的な学び方を身につけるためにどうすればいいかと考えていたわたしにとって、渡りに船とはこのことのような出会いでした。 

ウロコその1.「 学校のテストは教科書から出る!」

たくさんこぼれ落ちたウロコの中の、その1は「学校のテストは教科書から出る!」です。そんなの当たり前ですよね。当たり前なんだけど、、、あれ?

 

教科書を使ったテスト対策なんかしたっけ?

そもそも家庭学習で教科書を使ったことあったっけ?

宿題でも教科書を使ったものってあまりでないよね?

 

教科書を使って学習するはずなのに、教科書を使って予習復習やテスト勉強をしたことがないことに気がついて、ウロコぽろり!

ウロコその2.「あれこれ手を出さず1冊に的を絞る」

ウロコその2は「あれこれ手を出さず1冊に的を絞る」です。耳が痛いですね、これは本当に。これまで色んな教材を利用してきましたが、特にドリルやチャレンジなどは「直接書き込む」ことがほとんど。そうすると、1度解いて終わりになってしまいます。 

もちろん同じものを用意するとか、暗記用のマーカーやシートを使うという手もありますが、それ以前に「同じものをとことん使い尽くす」という意識がなければそういう発想は出てきません。

なんとなく親としては「同じものを繰り返しやっても、答えを覚えてしまって意味がないのでは?」思ってしまいます。でも、親野先生はこう書いておられます。 

 同じものをやることで、わかっているところは短時間ですませ、わかっていないところに時間をかけることができるようになるのです。

 そういう効率的な勉強の仕方を覚えるためにも、教科書中心の勉強はうってつけなのです。

親野智可等(2012). 小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる! すばる舎 

 なるほどー確かに!またウロコぽろり!

ウロコその3.「基本は音読と教科書クイズ」

親野先生によると教科書中心学習の基本は音読と教科書クイズ、だそうです。

音読というと「国語の教科書を読む」というイメージですが、国語だけではなく算数や理科、社会などあらゆる教科の教科書もどんどん読む。一言一句もらさずに、すべて読むというのがポイントです。そしておもしろいなーと思ったのが、漢字ドリルのようなドリルも音読するということ。

漢字ドリルは書き込むスペースや問題だけを見がちですよね。音読しようとしてみると、その漢字の情報がたくさん書かれていることに気づきます。これを「書いてあること一つ一つを全部確認してドリルをやろう!」と言っても、はっきり言って子供はやりませんよね(笑)ですが、「音読してみよう!」というと案外喜んで読んでくれます。「読むだけでいいの?ラッキー♪」って。とん吉とん介ふたりとも、音読だと喜んでやります。そしてただ読むよりも記憶に残る、これが最大のメリットですね。

そして教科書クイズ。教科書をつかって、親子でクイズを出し合うというものです。勉強のウォーミングアップやテスト勉強の一環として、楽しく勉強できるのがいいところ。クイズを出そうと思えば、教科書をしっかりと読む必要が出てきますよね。「お母さんがわからないようなクイズを出そう」「かわいそうだから簡単なものにしてやろう」いろんな思いで教科書を眺めるということは、言いかえれば集中して取り組んでいるということ。楽しく学ぶ、すばらしいですね!

だんだんと親子の時間というのは減っていきます。親子で過ごせるかぎられた時間を、「宿題やったの?」「勉強しなさいよ」と言い続けることではなく、楽しく一緒に勉強することに使ったほうがいいのではないか?今は大変かもしれないけれど、結果的に将来のためになるんじゃないか?と感じました。

またまたウロコぽろり!

ウロコその4.「すぐに始められる、ずっと続けられる」

ウロコその4は、教科書を使った学習はすぐに始められる、そしてずっと続けられるということです。

これから進級するたび、進学するたびに勉強の仕方を模索するのは大変なことです。「教科書を徹底的に使い尽くす」という軸さえしっかりしていれば、肉付けとなるドリルや問題集の選び方も楽になる。その上で、もっと専門的に勉強したいということがあれば、徹底的に伸ばせるような教材や塾を利用していけばいいのでは?と思えた時、すーっと肩の力が抜けるような感覚になりました。 

これから先、勉強しつづけるかぎり教科書は必ず使います。だんだんボリュームも難易度もUPしていく中で、小学校のうちからその活用法を身につけておくことは、大きな財産になると感じています。

またまたまたウロコぽろり!

まとめ

落ちたウロコを探せばもっともっと細かいものがたくさんあるのですが、大きなものはこの4つです。これがきっかけとなって、とん山家はチャレンジを退会し、今まさに本格的に教科書中心の学習に移行しようとしています。それについてはまたおいおい記事にしていきたいと思っています。

 

gambaruko.hatenablog.com

 

今日はこのへんで、おしまい。 

 

※2016年8月現在、我が家では教科書中心学習という方法はとらず、「たったこれだけプリント」を中心に自主学習をすすめています。理由は「教科書のボリュームに学習量がおいつかない」から。高学年になり分厚くなった教科書すべてを網羅できるほどの勉強時間が確保できず、断念しました。

とはいえ、教科書の内容とボリュームが多すぎない低学年のうちは、教科書中心学習がおすすめ。わたし自身、市販のドリルをあれこれ使うよりも、教科書をしっかりやるほうがよかったなと思っています。